グーグル、手書き入力検索をiOSとアンドロイド端末で可能に

日経電子版のこちらによると。

 

米Googleは現地時間2012年7月27日、スマートフォンおよびタブレット端末向けに手書き入力検索機能を実装したと発表した。27カ国語に対応し、「iPhone」や「iPad」などのiOS搭載端末や、Android搭載端末で利用できる。

Google検索サービスで漢字を手書き入力しているところ

Google検索サービスで漢字を手書き入力しているところ

 この機能を使用するには、まずモバイル端末のWebブラウザーでGoogle検索のホームページ(Google.com)にアクセスし、画面下部の「Settings(設定)」で「Handwrite(手書き入力)」を有効にする。タブレット端末の場合は、歯車アイコンの設定メニューで入力方法を変更する。

 手書き入力を有効にすると、Google検索の画面右下に筆記体で「g」の手書き入力アイコンが表示される。これをタップすると画面上の任意の場所で手書き入力が可能になり、数文字書けばオートコンプリート機能により検索キーワード候補の一覧が表示される。

 手書き入力を有効にしている場合でも、検索ボックスをタップして従来通りソフトキーボードによるタイプ入力ができる。

 利用可能な端末は、iOS 5以降を搭載したモバイル端末と、Android 2.3以降のスマートフォン、およびAndroid 4.0以降のタブレット端末。Googleによれば、手書き入力機能は実験段階にあり、Webブラウザーによって動作に違いがある。現在のところ、Android端末ではChromeブラウザーの利用を勧めている。

 なお、手書き入力機能が使えるのはモバイル端末のWebブラウザーからGoogle検索サイトにアクセスした場合のみで、他のアプリケーション内の検索ボックスなどでは利用できない。

今後のスマートフォンやタブレット、その先にはノートPCを含むコンピュータ全般に導入されるようになると、入力方法の多様化とITの進化に期待してしまいますね。