NVDA 日本語チームは2018年7月から第4期の役員会メンバーによる活動を開始します。
メンバーは第3期と同じですが、2018年5月に信任投票を行い、改めて全員の再任を認めていただきました。
役員会メンバーの増員については現在検討中です。
NVDA 日本語版の1日ごとのユーザー数の統計は、現在、少ない週で500人、多い週で540人くらいという数字になっています。
スマートフォンの普及で Windows 利用者が減っている可能性もあるのですが、NVDA 利用者はゆっくり増え続けています。
特に Windows 10 への移行が NVDA 日本語版の普及を後押ししていると考えています。
NV Access で昨年、コア開発者の一人が退任して、開発メンバーも入れ替わり続けており、国際的な NVDA コミュニティの状況は変化しています。
NVDA の開発基盤として使われている Python バージョン 2.7 の開発終了が 2020 年に迫っており、NVDA の中身がどんどん入れ替わろうとしています。
一方で NVDA 本体のバージョンアップに追従できないアドオンも存在し、NVDA をめぐる環境はだんだん複雑になっています。
Windows 10 の6か月ごとの更新も、NVDA 開発者たちに可能性と困難の両方をもたらし続けています。
NVDA の存在意義や価値が日本のユーザーに伝わるように、本家コミュニティと協力しつつ、翻訳やソフトウェアの改良を続けたいと思います。
不具合に関しては GitHub やメールでのご報告をお願いします。
NVDA 日本語チームの運営についての情報公開の一環として、2017年7月からの1年間に関する活動報告書を公開しました。
NVDA 日本語チームに寄付の振り込みをしてくださる方々に、改めて感謝の気持ちをお伝えします。
東京で毎年開催される 「サイトワールド」 の会場にて、今年は「NVDA体験会」を計画しております。
先日、イベント申し込み確定の通知をいただいており、11月2日の午前、11月3日の午前、以上2回の開催予定です。
詳細は後日あらためてお知らせします。
皆様のご参加とご協力をお願いします。
2018年7月 NVDA 日本語チーム 西本卓也